那須川天心VSメイウェザー伝説の1戦で学ぶ「本当の強さ」とは？

どうも、タガメ探検家リョウです！

俺はもう絶対にギャンブルなんかしねぇんだ。賭けてもいいぜ！！

今回は、

那須川天心VSメイウェザーという伝説の1戦から学ぶ
「強さ」とは何なのか？

という事をあなたへお伝えします

まさかまさかの対戦カードになった、那須川天心VSメイウェザーですが

那須川選手の1RTKO負けという結果になりました

この試合結果だけを観ると、メイウェザー選手の勝利・那須川選手の負けとなりますが

僕は、那須川選手の挑戦し続ける姿から、大切な事を学びました

「無謀」と言われたルールで闘った那須川選手
異次元のパンチで初めて「敗北」を経験する
全力で立ち上がろうとする那須川選手に感動した
僕たちも「挑戦者」で生きましょう

「無謀」と言われたルールで闘った那須川選手

ボクシングの元世界５階級王者であるメイウェザー選手は、とてつもなく強かったですね

那須川選手は、今まで一度も負けた事はおろかダウンした事もない
「効いたパンチをもらったことが無い」と本人も言っています

まだ20歳ですが、今までたくさん世界の強豪選手と闘って
そして、全て勝利して「負ける」という経験をしていません

ありえないと感じるカウンター攻撃を武器に、信じられないKO勝利をしてきた那須川選手ですが
メイウェザーとの一戦は、「無謀」という声が多かったです

実際、僕も試合を凄く楽しみにしていましたが
「場合によっては選手生命はおろか、命を落としかねない」とも感じました

体重差・体格差もあり、試合ルールもほぼボクシングルール
那須川選手はいつものキックボクシングはできないルールで、キックしたら5億円の違約金が発生する

圧倒的にメイウェザー選手の独壇場になるルールでも
それでも、那須川選手は闘う事を決めました

前日計量では、那須川選手が62.1ｋｇ・メイウェザー選手が66.7ｋｇ
体重差は4.6ｋｇでした
ボクシングにすると4階級の差があります

その影響もあり、那須川選手はこれまで感じたことがない恐怖と絶望感を経験していました

異次元のパンチで初めて「敗北」を経験する

試合が始まると、プレッシャーを掛けてくるメイウェザー選手に対して、那須川選手は圧倒されていました

僕も、これまで那須川選手の試合を観ていますが、ここまで絶望感を感じる姿を観るのは初めてでした

得意の左ストレートが決まったかに見えても、メイウェザー選手は超人的な反応でそれを避けていました

今まで確実に決まっていた、カウンターが決まらない
自分の武器が全く通用しない

そして、このカウンター攻撃をした直後に、メイウェザー選手の目つきがガラッと変わりました

ギアを一気に上げて、那須川選手のパンチをものともせずに強烈なパンチであっという間に3度のダウンを奪いました

僕は、会場ではなく自宅で観戦していましたが
それでも、とても恐怖を感じました

那須川選手がここまで通用しないとは思いませんでしたし
こんなにも差があるとも思いませんでした

「これ、メイウェザー選手が手を抜かなければ本当に命を落としたんじゃ・・・・・」なんて思うと、なおさら怖いですね

そんな化物と闘っている那須川選手は、本当に怖かったのだと思います

漫画で例えると、ワンピースでゾロがミホークと闘う時と似ています
ゾロは、何も通用せずに負けましたよね

「この差はないだろ！！！」とゾロはミホークとの差に絶望しましたが、それと似たようなモノを僕は想像しました

体重差もあり、那須川選手が今まで受けたことがない強烈なパンチで、初めてダウンを奪われて
格闘技人生で初めて「敗北」を経験しました

例え、キックボクシングルールで同じ体重で試合をしても
メイウェザー選手が勝っていたと思います
体重差以上の実力差があったと思います

そして、試合後に悔し涙を流すその姿には、僕もとても感動しました

倒れてもすぐに立ち上がろうとする
その強さにも、とても感動しました

全力で立ち上がろうとする那須川選手に感動した

20歳という若さで、世界の格闘家と闘ってきた那須川選手でも
ここまで相手に恐怖を感じたのは初めてだと思います

物凄いパンチを受けて脳が揺れて、身体は言うことを聞かない
そんな経験も、おそらく初めてだと思います

「これが世界か・・・・・」と感じていたのだと思います

絶望・恐怖も今までの人生で1番感じたのではないでしょうか

それでも、那須川選手は全力で立ち上がりました

立とうとしても、なかなか立てない
でも、何としても試合を続けたい
そしてまた、目の前の化物に挑戦する

そんな強い想いが伝わってきました

よほど気持ちが強くないと、最初のダウンで立てないと僕は感じました

那須川選手には、色々な想いがあったのだと思います

家族・ジムの仲間・応援してくれるファン
その気持ちに少しでも応えたくて、前に向かって挑戦していました

逃げる闘いはせずに、勇気を持って前に出続けて
ダウンを奪われても、素早く立ち上がろうとする

試合は負けてしまいましたが、これが「本当の強さ」だと僕は感じました

那須川選手はまだ20歳ですが、本当に一流の格闘家です
対戦相手をリスペクトして、常に挑戦者でいる

相手がメイウェザーで、ボクシングというまだ未経験の土俵でも
全力で立ち向かう

その姿を観て、多くの人が感動しています

人生で壁にぶつかる時は、あなたにもあると思います
僕にもあります

僕はずっと前から、会社員で生きる人生に疑問を持ち続けていました
会社で好きでもない事を仕事にして、嫌な人間とも付き合って

でも、その環境を変える勇気がありませんでした

会社を辞めて、僕が好きな事でお金を稼げるのか不安でしたし
もし独立しても、失敗して転落したらどうしようとか
そういう事も、少なからず考えました

「会社を辞めて、夢を叶える挑戦者でいよう」という気持ちがずっとありました
その反対に、「今このまま嫌な事を我慢して、会社員でいよう」という気持ちもありました

それでも、この那須川選手の挑戦する姿を観て
「僕も目標へ向かって挑戦していこう」と強く気持ちが固まりました

そして、那須川選手は試合後にこのように伝えていました

「無謀だと言われた挑戦でした。結果は倒されてしまいましたが後悔はしてません。
自分の20年間でもメイウェザー選手に届かなかった。
けれど勇気を持って前に出続けました。
メイウェザー選手、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
思いは形に出来なかったけれど、僕はこれからも挑戦し続けます」

そして、お父さんである那須川弘幸さんも、このように伝えています

「息子と共に戦った年末、全てと向き合って来た息子を誇りに思います。
息子と、仲間達と共に戦って来た一年が本当に楽しかったです。
戦ってくれたメイウェザーには感謝致します。
世界最高峰の選手と日本のリングで戦えた事がこれからの那須川天心にとって大きな力になると思います。
この一戦に挑ませてくれた皆様ありがとうございました。
応援してくれた皆様、心から感謝致します。
彼を支えてくれた全ての皆様に伝えたい、ありがとうございました！　
この敗戦を糧にチームと共に今年も挑戦する思いです。
皆様、今年も応援の程よろしくお願い致します」