「自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話」を読んで泣いて笑って気づいた大切なこと

どうも、あなたの夏休みを釣り上げる探検家タガメのリョウです。

 

今回は、

愛内あいるさんの「自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話」を読んで感動して泣いて・・・
そこで気づいたありのままの自分で生きる大切さ

というテーマでお届けします。

 

自分らしくありのままに生きるのって、とても勇気がいるし怖い・・・
素直な自分でいるのが嫌になってくる・・・

 

あなたも、そう感じる時がありませんか。

 

自分じゃなくなりたい、でも自分でいたい。

 

僕には、その背中を押してくれた1冊の本があります。
この本と出逢って、共感して泣いて、ありのままの自分で生きる尊さや勇気をいただいた。

 

この本と出逢わなかったら、無理やりにでも自分を上げて他人を下げまくって攻撃しまくりの人生を生きて、自分が大嫌いになっていたかもしれない。

 

そんな素敵な本を紹介させていただきます。

 

 

自分がいない世界で生きる寂しさが20年以上も続いた

小学校の頃からでしょうか、僕は素直な自分を出せないでいました。

 

それまでは、いつも自分が夢中になっていることを楽しんでいた。
結果が良い悪いとかじゃなくて、ただただ釣りや昆虫採集やゲームに夢中になっていて。

 

笑いたい時は素直に笑うし、嫌なことは嫌だとハッキリ言っていた。

 

でも、小学生高学年になった時に歯並びが悪くなり出っ歯になり、「笑うと気持ち悪い」と言われてショックを受けて落ち込んで。

 

この時から、自分を出すのが怖くなっていって。
勉強も運動もできなくて、親や先生の言う通りに生きるのが精一杯で当たり前になってました。

 

勉強も運動もできる人は褒められて嬉しそうだし、何よりも弟はどちらもできて自由気ままに生きていたのが本当に羨ましかった。

 

それに比べて兄の自分は・・・

 

まだ小さい自分の世界では、親の評価は絶対的。
子供ながらに傷ついた、自分はそんなにダメな人間なのかと・・・

 

勉強もスポーツもできたわけじゃないけど自分なりに一生懸命やっていて、でも結果が出ないと誰も受け入れてくれない。

 

いつの間にか、親や周りの人の目を気にしながらしか生きていけなくなっていた。

 

僕だって、好きでこんな顔に体に生まれたわけじゃない。

 

勉強もスポーツもできる人気者で生まれてたかったよ。

 

鏡に映る自分を見るのも嫌でした。

 

それは中学校・高校・専門学校・社会人になっても引きずって、なんというか自分を諦めていたんですよね。

 

常に周りの目を気にして、他人からの評価でしか生きられない。

 

褒められたい。
認められたい。
期待されたい。
受け入れてほしい。

 

そのためだったらと、自分じゃなくなりたいと思うこともありました。

 

親に勉強で怒られないために、部活(バスケ部)で先生に怒られないようにみんなの期待に応えるように、会社の仕事で周りの迷惑にならないように・・・

 

そうしていくほど、本当の自分が分からなくなってくる。

 

そもそも僕は、何のために生きているんだろう??
何がしたくて、誰のためになりたいんだろう??

 

自己啓発本を読みまくって、心の鍛え方や上手に話す方法などを学んだけど何も変わらない。

 

自分の外へ答えを求めても、自分じゃなくなっていく感覚だけが強くなっていって怖い。

 

気づいたら、自分の考えも意見も言えない、他人に言われるままに生きる操り人形のようになっていた。

 

怒られて「本当はこう考えてるのに!」というような気持ちがあっても黙り込むし、何も言い返さない。

 

友達のように思っていた人たちにも、偽りの仮面をかぶって接するようになっていて。

 

みんなのために我慢しよう、波風立てずに生きよう、そう、「良い人」って思われたいから。
そうしなくちゃ生きていけないから。

 

だから家では良い子ぶって生きていて、とにかく親の言うことが絶対だと無理矢理に自分へ思い聞かせて、自分で考えるということをしませんでした。

 

でも、ある時、学校の人気者は誰もが良い子じゃないと気づくんですよ。
小学校、中学校、高校と生きていくうちに、ふざけて面白い事を言ってみんなの注目を集める人が重宝されているって・・・

 

自分がありのままに笑えないのに、そんなこと到底できない。
いつもみんなの輪の中に入れない、真面目に生きているのに何も注目してもらえない。

 

注目されるのは、ふざけて面白い事を言う人ばかり。

 

運動は得意じゃないけど勉強は一生懸命やって成績が良くなってきたのに、何も報われないじゃないか。
真面目に生きるのがバカらしい。

 

陰キャな自分は明るく振舞えない、演技もできないつまらない人間。
上手に話すこともできない。

 

自分には人と接する才能がない・・・

 

社会人になって、このままでいられるかと「上手な話し方」や自己啓発本を読み漁って、高い服を買って身なりだけでも注目されようとするけど、何も変わらない。

 

もう、そういうお金で手に入れたものを見るのも嫌になってきた。

 

ああ、ずっと自分が存在しない世界で生きているんだ・・・

 

ありのままの自分で生きるのが尊いのだと気づいた本と出逢う

学生から社会人になっても、人とは浅い付き合いばかり。
友達がいたとしても、心の底から話し合える関係じゃなかった。

 

僕の本心を話すなんて到底無理で、周りはみんな自分をバカにする敵だと見てました。

 

そんな時に出逢った、愛内あいるさんの「自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話」という本・・・

 

著者の「愛内あいる」さんは、整形して人生を変えたい・自分を好きになりたいと整形を決意しました。

 

幼少期から10年以上もブサイクな顔に苦しんできた・・・
嫌で劣等感ばかりの人生を変えるために選んだのが「整形」でした。

 

可愛い妹と比べる母に、夢を見ないで女は就職して結婚して子供を産むのが一番と言ってきた父。

 

「寝てるのか~(笑)」とからかってきた同級生の男子に「目、開いてる~?」と言ってくる上司。

 

頭の中では人は人で自分は自分、そう分かっていても心が暴れまくって辛い日々が続く。

 

ブサイクだった自分がブサイクと向き合って、整形して歩んできたありのままの人生。

 

生きづらい人生の葛藤と自愛を描いた衝撃のノンフィクション本を読み進めるほど、あいるさんは悲惨な経験もしていきます。

 

何度も自分を嫌いになって、服を買ったり本を読んで何度も自分の外へ答えを求めて・・・

 

もう自分じゃなくなりたい、好きでこんな自分に生まれたわけじゃないのに・・・

 

全部を周りのせいにしてしまいたい・・・

 

自分じゃなくなりたい、でも自分になりたいのです。
本当は自分を大切に愛して生きたいのです。

 

その気持ちが、心臓が張り裂けそうな痛みが、めちゃくちゃ共感するんですよ。

 

あいるさんは僕自身でもあったからです。

 

僕も、「笑うと気持ち悪い」と言われた自分を好きになりたいから。
どこかで心の整形を求めていたんです。

 

整形は重い判断を迫られる、本当ならしたくないものなのかもしれないですが・・・

 

あいるさんは結果として、整形して一重から二重になりました。
彼氏もできて仕事でもよく笑うようになって良い方向に・・・

 

なっていくかと思いきや、劣等感が消えずにいたのでした。

 

整形なんて、一時的な麻薬なんだと気づいていくことに・・・

 

好きな人と付き合っても別れてしまう、仕事もミスばかりで怒られる。

 

もっと頑張らないと、もっと・・・

 

愛内あいる

美味しい麻酔は切れてきた

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

人より嫌な仕事を引き受けて、人より笑顔を絶やさずに、人より会話に気をつけて。

 

人より顔が醜くて整形したのに・・・

 

もう、全部を周りのせいにしたい!!!
仕事量を1人に負担かけすぎな会社が悪い、ブサイクを虐げる世間が悪い。

 

そうして何かを悪く言うと、ちょっとだけ気持ちが軽くなる。

 

愛内あいる

仕事も辛いし私生活もつまんないし
彼氏も習い事も続かないし
そもそもやりたいことが何にもない

 

幸せなやつが妬ましい

 

どうして私だけ幸せになれないのか

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

そうして、自分より下に見ていた後輩が気になる男と付き合うと聴いた。

 

もう許せない、自分よりブサイクが私の欲しいものを取らないで・・・

 

整形が足りなかったのか?
笑顔と気遣いが足りなかったのか?
何が足りなかったのか?

 

愛内あいる

私なんて死ねばいいのに

 

死んでしまいたい・・・
だけど死にきれない
ただ息を吸って吐くだけ

 

死ぬ勇気すらないこんなクソ人生

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

もう、逃げたいんだ。
あらゆるものから逃げてしまいたい。

 

そうして会社を辞めて別の会社へと転職していくのですが、そこでもミスばかり・・・
やっぱり自分はダメダメなのかなぁと悩んでしまうんですね。

 

それでも彼女は、ありのままの自分と向き合って生きるのだと決めました。

 

なぜ自分だけ不幸なのだと思い込んでいたのか、整形しても人生が変わらないと感じていたのか。

 

そこには、ありのままの自分がいたのだと気づきます。

 

彼女にとって整形は、人生を変えるきっかけになったのです。

 

誰もが整形すればいいってもんじゃないけど、整形を通じて自分と向き合って周りの人たちの優しさにも気づいて。

 

ちょっとずつ大嫌いな自分が大好きになっていって、自分も周りのみんなも大切に愛するようになっていく。

 

なんて美しくて尊いのだろう。
僕もこんな風になって生きたいと感じるようになりました。

 

もう少し自分に優しく生きられるかな・・・?

本当は、自分はどう生きたいのか・・・

 

人生で悩んでいる時、ある男性(今の旦那さんかも?)の言葉を大切に受け止めて・・・

 

とある男性

いやだからさ
会社も辞めればいいし
その他もやめればいいじゃん

 

愛内あいる

そ、そんなの無理でしょ・・・

 

とある男性

どうして?

 

愛内あいる

そんな容易に逃げたら負けでしょ?

 

とある男性

だから?

 

愛内あいる

親だって友達だって同僚だって
ここでうまくいかないのは
私の頑張りが足りないせいだからって・・・

 

・・・容姿も学歴も人より劣っている私は・・・
ここで逃げてる場合じゃないよ・・・

 

とある男性

ふーん・・・
それって本当にそうなの?

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

女なんだからいつも可愛くしないと、結婚して子供を産まないと、正社員で定年まで働かないと、人に迷惑をかけないようにしないと・・・

 

会社は世間の目や親のため?
女子会は他の人の事を悪く言うと気持ちが楽になるからなのか?

 

彼氏がいることは、女としての価値の証明なのか?

 

本当に・・・
本当にそうじゃなきゃいけないの?

 

そうして転職して新しい仕事を始めても、ミスして怒られて落ち込むあいるさんは、新しく出逢った友達から「ダメなことがあって当然でしょ」と大切な事を伝えられてハッとして・・・

 

愛内あいる

今まで私は「ブサイク」や「仕事の失敗」とかのダメなところを見ないようにすか
自分を責めすぎて傷つけていたのかも・・・

 

これまでとは違う1歩を踏み出したいな・・・

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

そして、ありのままの自分に気づいて大切に受け止めていって・・・

 

愛内あいる

見た目や内面のコンプレックスはすぐには消えないけど

 

新しい人間関係の中で
いいことをできたら自分を褒めて

 

悪いことがあったら我慢せずに打ち明けて
それから次の手を考えて

 

そんな日々を重ねていったら・・・・

 

もう少し自分に優しく生きられるかな・・・?

 

【出典:自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より】

 

そうして街を歩いていると、ふとガラスに映った自分の顔・・・

 

その顔は自然な笑顔に溢れていたのでした。

 

あいるさんにとって整形は、自分を変えるきっかけになったのでした。

 

自分じゃなくなりたい、それでも実はありのままの自分が大好きだと気づいたのですね。

 

それって、辛いから今の環境をちょっとでも変えて初めて実感することでもあるんです。

 

これはあなたの物語でもあります

親からも会社からも認められない受け入れてもらえない辛さがあっても、たった1人でいいから、ありのままの自分を見つめてくれて受け入れてくれる人と出逢うと人生が変わっていく・・・

 

それがあいるさんの場合だと、とある男性(今の旦那さんかもしれません)との出逢いでした。

 

僕の場合でしたら、会社で鬱になって辞めて、恨んで愚痴ってばかりで何もしない時期もありました。
こんな自分なんてダメダメだなぁ、でもそんな自分を受け入れない周りが悪いんだよって。

 

成功者の本を読んであたかもその人になりきったように振舞ったり、心の中で周りの人たちの悪口を言い続けたり・・・

 

それは、一時的にその時だけは気持ちが楽になるんです。
麻薬と一緒です。
それが当たり前になると、人を落として自分を上げるしかなくなってしまいます。

 

そこから、カエル先生とコアラ仙人と出逢って、お2人からは出っ歯のコンプレックスも仕事が続かないことも悪く言われなくて。

 

それどころか、「笑顔が素敵ですよ、リョウさん!」と伝えてくれたのが何より嬉しかったのですね。

 

笑うと気持ち悪い、そう言われたこともあるけど、ありのままの笑顔を受け入れてくる人がいたのです。

 

そうか、ありのままに笑って生きていいんだ。
一緒に笑いあう仲間と出逢うことだってできるんだ。

 

そうして今は、素敵な仲間たちと一緒にお互い好きな事を楽しむ人生を生きていけるようになりました。

 

あなたも、ありのままに生きられない辛さがあって、本当はこう生きたいのに周りは受け入れてくれないという寂しさ辛さがあるかもしれません。

 

それを受け入れてくる人なんていないんじゃないかと・・・

 

いやいやいや、ここに探検家タガメのリョウがいます!

 

あいるさんには、壮絶な人生をノンフィクション漫画で届けてくれて、怖くても不安でもありのままに生きる大切さを学びました。

 

これは整形をする・しないの物語ではなくて、ありのままの自分を愛していけるようになる物語です。

 

だからこの物語は、僕だけじゃなくてあなた物語でもあるんです。

 

そんな「自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話より」はこちら

 

そして、僕は僕でありのままのあなたの居場所になれたらと思います。

 

僕がカエル先生とコアラ仙人と出逢ってありのままの自分をちょっとずつ好きになっていったように。

 

そうしてやってみたい事が見つかって、笑顔でそれをお届けして人のお役に立てるようになっていいたように。

 

あなたにも、封印していた自分を解放して、楽しく生きていってほしいのです。

 

自分が好きな事・やってみたい事が、人のお役に立てると思うとどれだけ幸せな毎日でしょうか。

 

今からでも遅くはないです、こちらの夏休みの世界でちょっとずつありのままの自分を出して楽しく幸せに生きていきませんか!

 

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます!
またお逢いしましょうね!

 

探検家タガメのリョウより