どうも、探検家タガメのリョウです。
今回は、
人と話すのが怖い僕が、宇宙一優しい釣具屋のオヤジと出逢ったら・・・
会話って自分も相手も一緒に楽しめる素敵なことだと実感しました。
というテーマでお届けします。
人と会話するのってなんだか怖いですよね・・・
得体の知れない恐怖といいますか、ちゃんと会話できるかな、相手のことを理解できるかな、迷惑にならないかな、とか不安も生まれるんですよね。
僕は学校でも会社でも、必要最低限のことしか話さないような人でした。
自分から話しかけることも少なくて、人と接するのが苦手で、というか恐怖で。
それはこうしてブログを書いていてもそうで、文章が上手じゃないとダメなんだという思い込みも強くあります。
そんな自分でも、宇宙一優しい釣具屋のオヤジに出逢って、人と話すこと・言葉を書くことの楽しさを思い出しました。
人と話すのが怖いのはなぜだろうと考えてみた
学生の時も社会人になっても、いつだって人と話すのが怖いし不安にもなるのはなぜなのか・・・
それはやっぱり、嫌われたくないからなんです。
「あなたってつまらない人間だね」って、上手く話せなくて失敗するんじゃないかと不安になるからです。
でも、これだけだと腑に落ちない、もっと大切なモノがあるんじゃないかと思うんです。
なぜ、嫌われたくないのか?
なぜ、うまく話せるようになりたいのか?
それは、本当は人との会話を楽しみたいからです。
でも、そうしていこうとすればするほど、「今までうまく会話できたことなんてほとんどないじゃん」という過去が押し寄せてきて恐怖や不安が生まれる。
ここで分かったのが、全部が意識が自分にだけ向いているということです。
だから、自分が自分がというようになっていって会話のキャッチボールになっていかなかったのだと・・・
それがハッキリと分かったのが、宇宙一優しい釣具屋のオヤジとの出逢いでした。
宇宙一優しい釣具屋のオヤジに人と会話する楽しさを学んだ
釣りが大好きなので、釣り業界のアントニオ猪木さんこと(それくらい釣りの世界で有名な)村田基さんにお逢いした時のこと・・・
そんな村田さんがいる潮来釣り具センターには土曜日に行ったのですが、行ってみたらまさかの村田さんがいる・・・!!!
土曜日はお店で生放送があるからいるのでしょうか。
これはまたとないチャンス、釣りたい魚のことなど思いっきり話したいぞ。
でも、緊張しすぎてなかなか話しかけられない。
しかも何度か向こうから笑顔で話かかけてくれたのに、どう話すれば良いか分からずに会話がすぐに終わってしまう。
ぐぬぬ・・・
ダメだ、緊張しまくるだけで口が動かない。
もう、なんで話しかけられないの。
本当は楽しく会話したいのに。
何か特別な釣りの知識がないとダメなんじゃないか、釣りが上手じゃないと会話にならないんじゃないか、そんな不安もあるんです。
相手を大きく見過ぎるあまりに、「知識も経験も少ない、こんな自分なんかと会話してくれるわけない」という思い込みも生まれてしまう。
自分がどう話そうとか、自分の話が伝わるかどうかとか、自分に意識が向き過ぎてしまう。
そんな中、村田さんと楽しく会話しているお客さんがいたんです。
その姿を見てハッとした・・・
村田さんって本当に釣りが大好きで、釣具屋のオヤジでもあるけど、その前に釣り大好きな少年なんだって。
お客さんと釣りの話をしている時の村田さんは本当に楽しそうで、釣りに夢中な少年に戻っているんです。
そんな風に、相手が楽しく感じることに目を向けてみると、村田さんも僕と同じ釣り大好きな少年なんだと安心してきたんです。
釣りの知識があるから良いんだ、釣りが上手だから良いんだ、そんなことじゃない。
ただただ、村田さんもお客さんも釣りが大好きなんだ。
その想いが会話を楽しくもさせてるんだと気づいたんです。
村田さんは世界を釣り歩いている偉大な人だけど、今目の前にいるのは釣り大好き少年じゃないか・・・
そんな風に相手のことを考えてみたら、気づいたら話しかけていたんですね。
釣っているスズキ君は冬はどこへ行って何をしていて、どんな釣り場だと出逢えるのか・・・
これから釣りたいヒラスズキ君の生活スタイルも教えてもらい・・・
・・・あれ??
気づいたら、緊張するけど会話を楽しめてるじゃないか。
自分も相手も大切にすると会話も自然とできるし楽しめる
会話できるようになろうとすると、コミュニケーション能力を鍛えようとかしがちですが・・・
会話って言葉のキャッチボールなんですよね。
そこさえ感覚としてあれば、自分と相手を大切にしていけば会話もできるし楽しめるんです。
自分を大切にするとは、知識もないと経験もないからダメだというように「~がないからダメなんだ、会話できないんだ」という自分を受け入れて、素直になって言葉にすることです。
相手を大切にするとは、「その人が大切にしている好きな事」を受け入れて話を聴くことです。
自分を大きく見せる必要も、相手を大きく見過ぎる必要もないんです。
お互い1人の人間として、大切にしているモノや好きな事について語り合えばいいんです。
そうしていけば・・・
お互い好きな事で触れ合えて、もっと好きになっていきますから。
こうして逢いたい人と話せて写真を撮れて、握手とサインまでしていただいて感謝しかありません。
村田さん、貴重な経験をありがとうございます。
おかげさまで、人も魚も、もっと好きになりました。
・・・握手した時は、その手の分厚さと力強さと優しさに感動とビックリがギュッと詰まってました!
こうして宇宙一優しい釣具屋のオヤジに会話の楽しさを学べて本当に嬉しいです。
会話ってビビりながら緊張しながら、ほんのちょっとずつで良いんです。
僕だって、今回のようにあまり話せはしなくても短い時間だとしても、色濃い経験になっているんです。
時間とか話の上手さとかじゃない、自分にも相手にも「大切にしているモノ」があると信じて話をしていけば必ず伝わってくれます。
実際に僕はこうして記事を書いていても、文章が上手じゃないなぁと感じるばかりですけど、好きなんですよね。
自分が経験したことがあなたのお役にちょっとでも立てて、ほんのひと時でも肩の力を抜いて笑顔になってくださればと思うと、それでいいんです。
あー、記事を書いて本当に良かったなぁと感じるんです。
会話が下手でも良いじゃないですか、それでも楽しめる生き方がここにあるんだよと届け続けます。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます。
またお逢いしましょうね!
探検家タガメのリョウより