大好きで愛おしいのに・・・猛烈な嫉妬の炎を沈めるたった1つの薬。

どうも、探検家リョウです。

 

今回は、

大好きで大切な人に逢えたのに、猛烈な嫉妬の炎に焼かれまくってエネルギーが落ちる
そんな時に唯一の薬になったのが「ありのままの自分」でした。

というテーマでお届けします。

 

出雲探検を終えて、そろそろ一週間。
ずっと逢いたいと願っていた「ちはやふる」の作者・末次由紀さんにも逢えて、愛情溢れるエネルギーをいただけて。

 

でも、なぜか心も体もドンドン落ちていってしまう。
こんなに大切な経験ができたのに・・・

 

心の中は、人生で最大級のジェットコースター状態に。
気持ちが上がってきたかと思ったら、ドン底のドン底まで落ちていく。

 

うーん、こんな経験したことがないから怖すぎる・・・
自分が自分じゃなくなっていくような。

 

でも、そういう時って大チャンスでもあるんです。
落ち込んでいくからこそ見える、大切な宝物があるんだから。

 

 

逢いたい人に逢ったのにドンドン落ちるってどういう事・・・

末次由紀さんにお逢いしたのは、とても嬉しいことですし大切なご縁だったのは間違いない。

 

でも、何なんだこの感情は・・・

 

実はサイン会でお逢いして茨城へ帰ってきて、ここ1週間は体調がおかしいんです。
いつもの自分じゃない、どこかフワッとしたような感覚があって。

 

お腹が減っても食べる気にならないし、体重は落ちる。
勝手に息切れみたいになる時もある。

 

あれ??
これってエネルギーが落ちてる??

 

自分なのに、自分じゃない。

 

なぜだ・・・
ずっと逢いたい人に逢って愛情をいただいたのに・・・

 

その時の様子はコチラでお伝えしてます。

→末次由紀さんのサイン会の感想。愛情という名前のバトンをいただきました【出雲探検記②】

 

大好きな人を感じるほど猛烈な「嫉妬の炎」も生まれる

そうか、「嫉妬」だ。
僕は過去最大級の嫉妬の炎に焼かれていたのでした。

 

サイン会の会場では「ちはやふる展」が開催されていて、末次由紀さんの原画が鮮やかに展示されていたんですね。

 

その1つ1つの原画を見て、ビデオメッセージを観て、お客さんがファンが感動して泣いている。
そこに込められた愛情・情熱・想いが伝わってるんだ。

 

うわー、凄いなぁ・・・
こんなに温かくて愛情溢れる光景を見たことがない・・・
ただただ圧倒されるばかり。

 

この原画全てに、愛情と情熱が込められている。
迫力も臨場感もブワーッと伝わってくる。

 

こういう「場」を僕もブログで作って届けて生きたいなぁ・・・

 

僕と出逢ってくれる、こんな自分を好きになってくれた人には、好きな事へ愛情込めてワクワクして生きてほしいなぁ・・・

 

どうだ!
好きな事をして生きる人生は楽しいだろ!!!

 

僕の姿を見て、ちょっとでも行動を起こす人が増えてほしいなぁ。

 

そんな想いが芽生えました。

 

そして、時間が経つについてちょっとずつ気づいてくる。

 

サイン会で握手していただいた時、末次由紀さんの温かくて力強い愛情をいただいたのと一緒に、積み上げてきた情熱もギュンギュンいただいていたんだって。

 

実は末次由紀さんは、他の漫画家さんの作品を複製してしまって活動休止になった時期があるんです・・・

 

そこから「ちはやふる」を描き始めて、不死鳥のように復活して15年間の連載を終えました。
その間に結婚して4人の子供を授かっていて・・・

 

それで、どれだけ辛かったんだろうとか怖かったんだろうとか寂しかったんだろうとか、その過程を想像したら・・・
どんな愛情や情熱が生まれて、繋がっていったんだろうって。

 

そういった愛情や情熱をいただける(感じる)のって凄く大切なのですが、それと一緒に「憧れ」と「絶望」も生まれていくんです。
それは、その人が大好きになればなるほどに・・・

 

かっこいいなぁ、こういう人になりたいなぁ、って。

 

そして、大好きな人と自分を比較してしまうと「嫉妬」が生まれてくるんです。

 

それはまさに、「憧れ」と「絶望」です。

 

その人を好きになっていく、深く感じていくほどに、「本当はこんな風になりたい」という憧れと「でもどうせ自分には無理だよね」という絶望が生まれる。

 

こんな人にならないとなぁ、こうならなきゃなぁ、って。
そうなれないからダメなんだよ、って。

 

いいなぁ、みんなの笑顔の輪の中にいられて。
ファンの方もたくさんいて。

 

いいなぁ、好きな事へ一生懸命でこんなに温かい場を作ってこられて。

 

それに比べて僕は、本当にまだまだだなぁって。
器が小さいなぁ。

 

もう自分じゃなくなりたい・・・

 

ちくしょー。
このままじゃいられない。

 

その気持ちばかりが強くなって、やる気が空回り・・・
今やることは分かっているつもりなんだけど、なんだか愛情も情熱も込められない。
自分じゃない人が届けてるみたい。

 

このままじゃダメ、こんな自分なんてダメだ。
そうやって嫉妬は自己嫌悪にもなったりするんです。

 

しかも、大好きな人を自分で敵にしてしまうことも・・・

 

なんだよもう、せっかく出逢えた大好きで大切な人なのに・・・
全てを否定するような気持ちも生まれたりしてしまう。

 

でも、大好きな人・大切な人・憧れる人を否定するというのは、自分を否定することにもなってしまうんです。
だから、そのままだと良い方向へ進まないのですね。

 

今回の僕の体験談でお伝えすると、やっぱり末次由紀さんは大好きですし憧れもあるんです。
それは、その中に「将来、こんな風に愛情込めて活動して生きたいなぁ」って自分がいるからです。

 

今はどれだけ遠くても、こうやって大好きで憧れる人の中にはありのままの自分がいるんですよ。
だから、その人を否定するということは、自分自身をも否定してしまうんです。

 

その結果、良い方向に進まなくなってしまいます。

 

どれだけ憧れて絶望して遠い存在だと感じても、僕たちが大好きな人・憧れる人は未来の僕たちの姿でもあるんです。
一生懸命に愛情を込めて生きていけば、必ず同じ場所に行けるんです。

 

だからこそ・・・

 

嫉妬した時こそ「ありのままの自分」を大切にしよう

そうだ、大好きな人に激しく嫉妬した時こそ目の前の1歩を大切に見ないと。

 

ありのままの自分を大切にギュッと抱きしめてあげないと。

 

もっと仲間がいてほしい、みんなの輪の中に入りたい。
好きな事を一緒に楽しんで感動を分かち合いたい。

 

寂しいのがダメなんじゃない、ありのままの自分を否定するのがダメなんじゃないか。

 

大好きな人に憧れの気持ちや、実際に逢って愛情や情熱をいただくのは本当に大切な経験です。

 

でも、その人になる必要はないし、そもそもなれない。
同じ作品を作ることだってできない。

 

自分は自分なんだ、どこまでいってもそれは変わらない。

 

猛烈な嫉妬の炎が体を焼き尽くす前に、この炎を沈めないといけない。

 

沈める為に必要なのは、他人からの同情でも何でもない。
ただただ、ありのままの自分をギュッと抱きしめて受け入れること。

 

落ち着いて落ち着いて、今すぐ完全に落ちつかなくても大丈夫だから。

 

なりたい自分は、いつだって自分の中に大切にいるんだから。

 

少なからず、僕にだって必要としてくれているファンがいるんだから。
まだ出逢ってない仲間だっているんだから。

 

寂しくなりすぎてこりゃダメだって時もたくさんあるけど、諦めない。

 

どこまでいっても自分は自分で、他人は他人・・・
その寂しさ・弱さ・強さをちょっとずつ受け入れていく。

 

そして、また歩き出すし走り出す。
それを成長っていうんですね。

 

猛烈な嫉妬の炎が生まれても、自分もみんなも大切に受け入れていける探検家になる。

 

まだまだだなぁ、って。
この先どうなるか分からないなぁ、って。
怖いなぁ、って。

 

そう感じる時もたくさんある。

 

きっと、ほとんどの人はその時に諦めてしまう。

 

でも、 探検家リョウは絶対に諦めないぞ。
だからこそ、やるんだよって。

 

自分以外の誰とも戦いたくはない、比べるとしたら「よくここまでやってきたね!これからも楽しもう!」って過去の自分を抱きしめて一緒に進めるようになる。

 

そして、弱くて強い探検家になる。

 

こんな風に自分を受け入れるようになったのも、カエル先生と仙人師匠のおかげです。
この記事を読んでくださっているあなたのおかげです。

 

あとは、こんな風に成長のチャンスをいただけた末次由紀さんにも感謝してます。

 

よーし、記事を書いていたら復活してきましたぞ。

 

時には落ち着いて休むのも大切ですね。
あなたも、心も体も大切にしてくださいね(←どの口が言ってるんだ)。

 

それでは、ここまで読んでくださってありがとうございます!
またお逢いしましょうね!

 

探検家リョウより