どうも、あなたの夢を釣り上げる探検家タガメのリョウです。
今回は、大切なファンの方から、
「自分の思い通りにならないと、ついつい怒ってしまうんです」
「冷静になれば怒る必要ないのに相手も自分も傷ついて嫌になるんです・・・」
というお悩みメッセージをいただいて、僕も同じ経験をして凄く辛い思いをしたのでお伝えできることがあるんじゃないかと記事にしました。
もう、めちゃくちゃ分かる!!!
僕も自分の意見が通らなかったり思い通りにならないと怒ってしまうんですよね。
それで相手を傷つけてしまったり、気づいたら自分も消耗して体調不良になったりしてる。
あとになってハッと冷静になって考えてみれば、そんなに怒る必要なんてなかったのに・・・
本当はそこまで怒りたくないのに、一時的な感情に引っ張られて相手も自分も傷ついてしまう。
そういったことを大切な仲間との間でも経験してきたので、その気持ちが痛すぎるくらい突き刺さってきます。
怒るのは本当の自分じゃない、でも怒る自分もいるのが嫌になる。
怒りと上手に付き合っていく方法はないのか。
だけど、むしろそういう自分だからこそ人に喜んでいただける、大切な「夢」が生まれた話を、ある漫画と僕の体験談からお伝えします。
目次
自分の思い通りにならない事ばかりな人生だけど夢があるんだ
それは「ちはやふるplusきみがため」という競技かるたをテーマにした漫画です。
高1の主人公・長良凛月(ながら・りつ)は母を亡くしていて父は仕事で忙しく、小1の妹の面倒を見ながら部活にも行って必死に毎日を生きている、笑顔を忘れてしまった男の子なんです。
かるたが強くなりたいけど、でも他の部員たちのように練習する時間もない。
生活費もそんなにない、友達と遊ぶ時間もない、時間もお金も自分のものじゃない・・・
妹を育てながら毎日を生きるだけで精一杯・・・
そんな凛月は、とある大会で日本一の高校かるたの指導者(亡くなった母の同級生で一緒に全国優勝していた)と出逢って意識が変わります。
自分も母と同じ全国優勝の景色を見たい・・・!
強くなりたい・・・!!!
そんな夢が生まれて必死に練習していくと、素人の部員たちもそれに呼応するかのように成長していく。
妹もかるたを習い始めて、みんなかるたへの情熱も強くなっていく。
これで全国優勝に向けて一直線に進んでいく・・・!
だけど思い通りにならなくてイライラして止まらない
そう思いきや、仲間たちと自分の情熱の差にイライラしてしまう。
ある部員は、お金持ちの家庭なのに親が部活のお金を出してくれないと嘆く。
またある部員は、その方位はオバケが出るから全国大会へ行けないと言う。
・・・凛月は猛烈にイライラしまくります。
みんな妹の弁当作ってないじゃん。
妹の勉強見てて期末テストさんざんになったりしてないじゃん。
自分の練習時間を削ってまで一生懸命に教えたのに、それでもガムシャラにならない人のために、なんで自分が・・・
恵まれない環境にいる自分がこんなに頑張ってるのに、恵まれてる環境にいる仲間たちの意識の低さにイライラする。
思い通りにならないことばかりで怒ってしまう。
そんな時でした・・・
でも、ちがう価値観の中にも「わかる」と思う部分が必ずあるんだ
古典を教える深作先生が授業で大切なことを伝えていたのを思い出したのですね。
深作先生
人によって時代によって
価値観が違うのは当然のこと
人は違って当然ということを分厚く学ぶために
ちがう価値観の中にも「わかる」と思う部分が必ずあることを学ぶために
あらゆる学問があると思ってください
【出典:漫画・ちはやふるplusきみがため1巻第三首より】
自分の思い通りにならないでイライラする凛月は、オバケが出るから全国大会へ行けないという仲間にも寄り添って・・・
オバケなんてガキかよふざけんなって最初は思ったけど、みんなに声をかけて神社でお水取りをして綺麗なお水を飲んでオバケが出ないのを一緒に祈って。
そうして、自分とは違う価値観の中にも「わかる」という部分が必ずあるのだと信じて、かるた部みんなの絆も深まったのでした。
僕も思い通りにならくてイライラする自分が嫌いだった
というように漫画では描かれているのですが、全く同じようなことを僕の体験談からもお伝えできまして。
それは今も優しくサポートしてくださっているカエル先生と、ある漫画について「こんな展開の方がもっと読まれる!」と意見交換する機会がありました。
そこでカエル先生が考えたストーリーに違和感があって、本当はこんな流れのストーリーの方が読まれるのにと自分が正しいと思うことを一方的に伝えていたのです。
本当は大切な存在であるカエル先生を傷つけるかもしれないくらい、正義の炎が激しく燃え上がります。
それは間違ってるよ、こっちの方が正しいよって。
カエル先生は怒ることもなくやんわりと、考えられた展開をお話してくれたのに・・・
やり取りを終えた後に洗面所で手を洗った時、鏡に映る自分の怒った怖い顔が全てを物語ります。
「でも僕が正しいよね・・・」と怒りが収まらない。
「正しい」・「間違い」が全てじゃないと分かってるのに怒りが出る
そんな時にカエル先生と一緒にサポートしてくださってるコアラ先生から、重大なアドバイスを伝えられて・・・
コアラ仙人
リョウさんが言うことは正しいかもしれないけど、正義じゃないんですよ。
自分の正しいを相手に押しつけるのは違います。
相手のためを想って、全く違う意見でも取り入れてみるとお互いを深く理解し合えるようになりますよ。
正義とはそういうものです。
自分が正しい、それを理解してもらいたかったのに、コアラ仙人から見たら実はそうじゃないのかもしれない・・・
「それはリョウさんが正しいですね」と言ってほしかった僕はハッとして思い出しました・・・
このアドバイスは深作先生が凛月に伝えていたことと同じじゃないかと!!!
ちがう価値観(カエル先生の考え)の中にも「わかる」と思う部分が必ずあることを学ぶために・・・
それって今じゃないかと思って。
今しかないチャンスなのだと。
そのために何をすればいいのか・・・
カエル先生を否定して自分が正しいと主張したい、正義の斧を振りかぶる自分なんて大嫌いなのに。
こんな自分がいるからダメなんだ、そう思って自己否定するばかりで。
気づいたら、思い通りにならなくて怒って暴走して熱が出たり体調不良になってるじゃないか。
もう全部を相手(カエル先生)のせいにしてしまいたいとさえ思ってしまう。
そうして人生を振り返ると、今までずっと自分の正しさを主張するばかりで相手を理解しようとしてこなかったなぁって思い出す。
正義という仮面をかぶった悪魔になってた。
仕事でも日常生活でも対立してばかりで良い方向に進まなくて、冷静になった時に「あんなに怒ることなかったのにね」って自分を責めて終わってた。
そんな正義の斧を振りまわす自分と会話してみたら、大切な夢が生まれてくれて・・・
優しいおじいちゃんが遺してくれた古民家で大切な夢が生まれた
このまま怒り続けてカエル先生を嫌いになりたいのか??
大切な人が自分の意見に屈して泣く姿を見たいのか??
・・・本当にそれが自分が望んだこと??
絶対に違う。
カエル先生のことも大切にして生きていきたいのが本心じゃないか。
相手を否定することで自分が満たされるのは正しいことでも正義でもない、「認めてほしい」という承認欲求が暴走してる時だ。
大切な相手なら、相手を大切にするなら、その人の意見も素直に受け入れることから全てがスタートする。
そうしてちょっと冷静になってみると、カエル先生がなぜこんな展開をイメージしたのか、そこに込められた想いを感じることができて感動することもできて。
あぁ、まさに違う価値観の中にも「わかる」という部分が必ずあるんだというのを実感しました。
こうしてブログを書いていても、正論を突き付けて相手や自分を否定しちゃう記事を書いていたのが、誰も否定せずにみんなのお役に立とうという気持ちで書けるようにもなって、嬉しいメッセージまでいただけて・・・
今の会社に転職して2ヶ月でうつ病になり現在休職中です。
ありのままの笑顔なんていつ出していたんだろうと思い出せないでたのですが、おかげさまで大好きな漫画を読んでいる時に自然と笑顔になっていたのを思い出しました。
リョウさんの笑顔を見て、これからは少しでも自分らしく楽しめる様に残りの人生を生きていこうと思いました。
ありがとうございます。
なんだか涙が出てきました すごく心が救われました 本当にありがとうございます
めちゃくちゃ自分と共通している部分があるのでとても共感できます。
ありのままの笑顔に癒されて、自信が持てた気がします。
大変励みにもなりました。
今働いている派遣先が自分に合っておらず、まだ入って3週間程ですが辞めようと思っています。
毎回今度こそ3ヶ月くらいは続けるぞと思うのですが、やっぱりしんどくなって辞めてしまいます。一番続いた仕事は3ヶ月です。
周りに呆れらているんじゃないかという不安や、大切な人にもこんな人が恋人で迷惑してるんじゃないかとか思ってしまいますし、自己嫌悪しまくりです。
一体自分は何がしたいのか分からないです。
うっすら夢はありますがお金が無いのでその夢の為に貯めようと思っていたところに、リョウさんを見つけて勇気づけられました。
私は20歳です。
HSPという特性を持っています。
自分のことが大嫌いで、今までお仕事長く続いた事ありません。
社会不適合者。自己嫌悪に陥っておりました。
そんな時、リョウさんに出会いました。
涙が出ました。一つ一つの言葉が、私にかけてくれたように感じました。
感動して思わず涙が溢れてしまうという経験もできて。
そんな時にふと、おじいちゃんがの優しい笑顔を思い出したのです。
田舎でひっそりと暮らしてたおじいちゃんは、どんな時もどんな人とも優しく笑顔で接していた。
まさに、違う価値観の中にも理解することがあるというのを体現していたのです。
それは僕に対してもそうで、なかなか会社の仕事が続かなくて怒り狂っていた時も、決して責めることもしないで優しい笑顔で包んでくれて・・・
「大変だね。美味しいスイカがあるから一緒に食べよう!」と言ってくれて、気づいたら落ち着いて優しい気持ちになって、本当にやりたい好きな事が見つかってきたのでした。
そんな優しいおじいちゃんは、次の仕事が見つかって嬉しい報告をしようと思ったら亡くなってしまいました。
遺してくれたのは、優しい温かい笑顔とひっそり暮らしていた田舎の古民家です。
ここに来ると自然と優しい気持ちになれるんですよね。
そう、優しい気持ちに・・・
怒りたかった相手も、本当は大切にしたいという本来の優しさに・・・
この古民家を、怒りっぽい自分と向き合ってありのままの優しさを思い出して、本当に好きな事が見る場所にしていくいう、ひとつの「夢」が生まれました。
思い通りにならなくて怒る時は誰だってあるし、相手を傷つけてしまって、そんな自分を嫌いになってしまう時だってある。
怒る自分がいるということは、その奥に相手を大切に想う気持ちがあるからで、本当はみんな「好きだ」と伝えたいのです。
でもそれは恥ずかしくもあるし嫌われたらどうしようって気持ちもあるから、なかなか言えることじゃないかもしれないから、好きだという気持ちを隠すために怒りが生まれもする。
相手を嫌いになりたいから怒る??
本当は相手を大切にしたいから、好きだという気持ちを大切にする??
それは僕たちが選べるんです。
だからこそ、本当は好きだという気持ちに素直になって生きる方が絶対に楽しいじゃないか!!
人は好きな事を語り合っていると自然と笑顔になるものです。
みんなが好きな事を伝えていけば幸せも笑顔も繋がっていきます。
怒りの感情は大切な想いにもなって、相手のお役に立つことができる。
それが本当にやりたい大好きな事で夢を叶える道を生きていける。
そんな生き方はコチラの古民家で美味しいスイカでも食べながら見つけていきませんか・・・!
それでは、またお逢いする時を楽しみにしています。
お読みくださりありがとうございます。
あなたの夢を釣り上げる探検家タガメのリョウより